あるお母さんから「家で過ごすのに、なにかよい遊びはないですかね?」と聞かれました。
(1)まず親子で料理をすることをお勧めします。
市販のおやつ材料、プリン、ゼリーの素を使って一緒におやつを作りましょう。
ホットプレートでホットケーキを作るのも喜ばれます。
クリスマスの時期には、市販のスポンジケーキにデコレーションするのも楽しいです。
(2)ジグソーパズル作り
市販のジグソーパズルもよいのですが、手作りのジグソーパズルつくりはお勧めです。
ドラえもんや仮面ライダーやウルトラマンなど好きなキャラクターだと興味・関心が違います。
①好きなアニメのカレンダーの絵を段ボール紙に液体のりで貼ります。
②のりが乾いたらカッターナイフで10~20片位に切ります。
③ピースをはめる枠を段ボール紙で必ず作りましょう。辺や角がはっきりして組み立てやすいです。
④遊んだ後は、ピースをジブロックのナイロン袋に片づけましょう。
(3)ゲームする際の心得え
兄弟姉妹でカルタをしたとします。最初は興味を示しますが、能力差がはっきりするゲームは続きません。
負けてばかりじゃおもしろくありません。
能力差があっても、偶然が働いて逆転するチャンスがあれば勝てます。
百人一首カルタの「坊主めくり」が楽しいのは、偶然が働き誰にも勝つチャンスがあるからおもしろいのです。
トランプの神経衰弱は、最初はカードが多くて覚えきらないので、能力差をそれほど意識しないで楽しめます が、後半になると記憶力の差で一方的になります。何回も続かない理由がそこにあります。
そこで、同じ百人一首カルタを2組用意して、絵札だけの神経衰弱をするのです。勝つチャンスがでてきます。
100均ショップのゲームや学習コーナーで、動物カードや世界の国旗カードを売っていますが、2組買いましょ う。それで神経衰弱をするのです。
「花札」も2組買いましょう。紙も丈夫で、図案も美しく、楽しいですよ。
(4)トランプの他のゲームでは、「赤か黒か」がおすすめです。
親のよく切った裏返しのカードを参加者に順番に示しながら「次は赤か黒か」と問い、正解ならその人がもら い、外れれば親の回収です。集めたカード枚数で勝負します。
赤がでるか、黒がでるか、全く神のみぞ知るです。そこに勝つチャンスが誰にあります。
親が「何がくるかな」「赤は続かないよ」などと盛り上げて進行すると楽しいです。
数の理解があれば、場にカードを1枚見せ、次のカードが場のカードより大きいか小さいかをあてるゲームで す。場に「3」のカードがでれば、次のカードは大きい数が出ると予想しがちですが、そうならない場合も当然あります。そこが面白いのです。
(5)空き缶積み
飲んだ後のジュース缶を洗って30本位取っておきます。
それで何本積むことができるか、競争です。ガラガラ崩れる音が刺激的です。
(6)リサイクル材料(牛乳パック、ペットボトルなど)で一緒におもちゃを作ってみましょう
おもちゃ作りの本を紹介しますので、参考にしてください。
工作あそび・野田則彦・ナツメ社・2000
リサイクル工作パート2・野田則彦・ひかりのくに・1998
市の図書館の児童書コーナーにもおもちゃ作りの本が入っています。
文責:N
2023年8月29日
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