耳よりハンター

個別教育計画(IEP)の効果が上がっていますか

個別教育計画が養護学校教育に導入されたのは、平成10年代になってからです。

個別教育計画の基本理念は、家庭を中心とした生活情報に地域や学校での情報等を加え、親や本人の希望を尊重し、一人ひとりの指導内容を立案していくこと。そして、子どもの現在及び将来において、障害のない人と同じ環境で、可能な限り普通の生活を送り、より豊かな生活や人生を求めていくことを目指したものです。(IEP長期調査研究報告書・安田生命社会事業団・1995)

可能な限り普通の生活とは、どのような生活を指すのでしょうか。

学校生活を卒業すれば、一般就労にせよ、福祉就労にせよ、「働く生活」になります。

そのためには、「働く生活」を支えるのに必要な能力は育てることが求めれ、その要素が検討されました。

「働く生活」の要素の考え方の一例を示しましょう。

学校生活12年でこれらの力が育っているでしょうか。特にどの分野に課題があるのでしょうか。

学校では、これらの力を何を教材に、どの授業で、どの程度指導するかを個別教育計画にまとめていきます。同計画で力がついていくのか担任の先生と意見交換しましょう。

そのために大切な学校生活の時間を有効に過ごしましょう。

文責:N

2023年5月24日

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